自衛官になろう
「働き方改革」が叫ばれる昨今。職業選択の理由に”働き甲斐”も加えてみませんか!
○誇りの持てる職業
仕事の結果に本心から「ありがとう」と言ってもらえる。
これほど嬉しいことはありません。
もちろん、「ありがとう」の言葉を貰いたいがための働きでは、そのような真の「ありがとう」は発生しません。
自衛隊員全てに共通する究極の「利他愛の精神」それが、日本国民からの真の感謝を頂けるのです。
そんな”誇り”の持てる職業はなかなか見当たりません。
○こんなところで活躍しています
〜国民の生命・財産・と領土・領海・領空を守り抜く!〜
各種事態に際し、自衛隊が迅速かつシームレスに対応するため、自衛隊では、平素から常時継続的にわが国周辺海空域の警戒監視を行っています。
【周辺海空域における安全確保】
日本の領海と排他的経済水域(EEZ)は計447万k㎡で、海の広さなら米国、オーストラリア、インドネシア、ニュージーランド、カナダに次いで世界6位。
自衛隊では、平素から常時継続的にわが国周辺海空域の警戒監視を行っています。
【弾道ミサイル攻撃などへの対応】
北朝鮮は、平成28(2016)年に入ってから、過去に例を見ない内容と頻度で弾道ミサイルの発射を行い、同29(2017)年も継続しています。
防衛省では、弾道ミサイル攻撃への対処能力を向上させるための様々な取り組みを推進し、自衛隊ではそれら最新のシステムを運用可能とするため、様々な訓練に取り組んでいます。
また、平成26(2016)年度から将来の弾道ミサイル迎撃体制の調査研究を実施しており、平成 29 年度予算においても、弾道ミサイル防衛能力の向上策を含むシミュレーションを実施していくこととしています。
【大規模災害などへの対応】
自衛隊では、災害のみならず、感染症対策や離島など医療インフラが脆弱な地域への医療支援など、国民の安全を守っています。
- 平成28(2016)年8月から9月にかけて東北地方及び北海道を縦断した台風 10 号に伴う大雨のため、岩手県及び北海道において、延べ約 3,800 人をもって孤立者の救助、行方不明者捜索や給水支援などを行いました。
- 同 28(2016)年 11 月から 同 29(2017)年 3 月にかけて、北海道、宮城県、千葉県、新潟県、岐阜県、佐賀県、熊本県、宮崎県において発生した鳥インフルエンザの防疫措置のため、延べ約 9,100 人が災害派遣活動に従事しました。
- 自衛隊は、医療施設が不足している離島などの救急患者を航空機で緊急輸送(急患輸送)しており、平成28(2016)年度の災害派遣総数 516 件のうち、409 件が急患輸送でありました。
【在外邦人等の保護措置及び輸送への対応】
自衛隊は、部隊を速やかに派遣する態勢をとっています。具体的には、平成29(2017)年1月 陸自ではヘリコプター部隊と誘導輸送隊の要員を、海自では輸送艦などの艦艇(搭載航空機を含む)を、空自では輸送機部隊と派遣要員をそれぞれ指定するなど、待機態勢を維持しています。
平成28(2016)年12月には、初めての在外邦人等保護措置訓練を実施し、一連の流れを演練しました。また、毎年タイで行われている多国間共同訓練(コブラ・ゴールド)においては、同 29(2017)年 2 月に、在タイ大使館などの協力を得て、在外邦人等の保護措置訓練を行い、外務省との連携を強化しました。
○”仲間”を大切にする組織
自衛隊では、前項のような自衛隊の任務を確実に遂行するための最も大切なことを”チームワーク”と考えています。
そのため、何かペナルティを受けるときも全て連帯責任。自分が手を抜いたりミスをすれば、周りに迷惑が掛かるような仕組みが取られています。
個が優先される昨今ではあまりお目にかかる場は少なく、どのよな組織に属しても”仲間と切磋琢磨しやり遂げる達成感”に浸る機会はあまりありません。自衛隊では気付けば自然と個でなくチームを第一に考える習慣が身についていき、大切な仲間を得ることができます。
○良き技能、良き人格を醸成できます
自衛隊で得られる技能は、任務する職種により様々なものがあります。
- 大型車両運転技能
- 通信技術
- サバイバル技術
- 体力
- etc・・・
しかし、一番にあげることができることは
- 職務達成に対して絶対に諦めない
- 職務遂行に必要な技能は自ら磨く
- 組織の一員としての責任感や強調感
といった、”良き人格”の醸成が可能ということです。
これは、自衛官を退官した人たちの再就職先などの様々な賞賛の声からも明らかです。
○自分の夢へのワンステップとも考えられます
職業とは、それを一生の生業とするもよし、自分の目指すものへのステップとするもよし。
自分の夢を達成するための必要なスキルを得るために自衛隊に入隊することは決して悪いことではありません。
むしろ、自分の夢に向かって自衛隊の業務に真摯に取り組み、その期間で最大の貢献をするとともに、次のステップへの糧とすることは、自衛隊組織にとってもマイナスではないと思います。
前項のように、自衛隊で得られることは、民間等の組織においても良き人材として歓迎されるものです。