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平成30年9月。各所で後期修了式

各所で後期教育修了式が開かれました。当会会員のご子息の教育地であります立川駐屯地、北富士駐屯地でも、厳かにかつ盛大に式典が催されました。

北富士駐屯地では終了検閲も行われた模様です。

北富士駐屯地では厳しい教育・後期訓練が3ヶ月に渡り実施され、晴れてその試練をくぐり抜けた候補生達の顔にも達成感と自信が溢れていました。各々はこの修了式後は正式な部隊配属となり任地へと赴いていきます。以下は、北富士駐屯地で教育を受けた候補生ご家族による所感です。

 

平成30年9月15日は朝から生憎の雨、北富士駐屯地(第1特科隊)において新隊員教育終了検閲式が行われました。

観覧席は砲班ごとに席が設けられていて、事前に子供から自分が所属する班を知らされていたこともありますが、親たちとしては目の前で訓練風景を観覧できることはとてもうれしい配慮だと思いました。

観覧席から数メートル先には、装備を身に付けた・・・半年前と比べたくましい顔つきになった新隊員たちが冷たい雨が降る中を整列して閲覧式が始まるのを待っていました。無表情で並んで待っている彼らの中で最前列に並んでいた息子は、私と視線が合うとちょっと一瞬顔が微笑みましたが、さすがプロ?すぐに口を一文字にして「隊員」の顔に戻りました。

検閲官の訓示と号令、指揮官の命令と共に隊員たちは自分たちのトラックに分乗して所定の位置に移動して検閲式が始まりました。
ここからは日頃の訓練の成果の見せどころです。各班、声を掛け合いながら砲の誘導と設置作業を進め、最後に重さ30kg以上にもなる偽装網を天幕のように展開して陣地を構築し射撃準備を終えました。
第1砲班から第5砲班までの準備が整うと、各砲3発ずつ合計15発を、指揮所の命令に合わせて撃っていきました。空砲とは言ってもかなり大きな音が轟き、野砲の威力を改めて体感することができました。
そして陣地が敵に察知されたため移動するという想定での撤収作業が行われ、最後は検閲官の評価と訓示をもって閲覧式が終了となりました。

検閲終了後、新隊員たちは集合写真や砲班の仲間や家族との記念撮影など行いながら訓練が無事終わったことを喜び合っていました。

その後は子供たちと食堂でビッフェスタイルの昼食会、午後は駐屯地に関する説明やこれまでの訓練風景のスライドの上映会を。その間子供たちは装備の整理や終礼などを行い、15時には家族とともに離隊して終日自由行動となりました。

これからは、正規な部隊への配属!精一杯頑張って欲しいです。

9月17日、立川駐屯地で航空科新隊員後期教育の終了式典が催されました。以下は、終了式典へ参列したご父兄のコメントです。

「春の入隊式から早半年、顔付きも身体もさらに凛々しくなり頼もしく感じられました。さらに、翌日からの部隊配属に臨む決意も見受けられ親として喜びもひとしおです。何より、私の祖父と同じ立川駐屯地で息子が勤務する事に感慨深い思いを馳せました。」

どちらの駐屯地の昼食メニューがより美味しそうでしょうか!?