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平成30年6月23日。各所で修了式・卒業式

各所で修了式・卒業式が開かれました。当会会員のご子息の教育地であります武山駐屯地、北富士駐屯地でも、厳かにかつ盛大に式典が催されました。

当日は生憎の雨模様な天気でしたが、3ヶ月の教育期間を立派に勤め上げ、その顔には達成感と自信が溢れていました。各々は7月から職種に基づく専門的な教育を受けるべく任地へと赴いていきます。以下は、武山駐屯地で教育を受けた候補生ご家族による所感です。

 

 

「4月7日の入隊式から早、三ヶ月弱、前期教育卒業式での息子や同期の方々の顔付き、立ち居振舞い、行動全てが別人のように精悍になり逞しく感じました。後期教育でも引き続き切磋琢磨し、更なる成長をした息子に会うのが楽しみです。」

 

『制服がだいぶ板についたなぁ!』3ヶ月ぶりに会った息子は私の親ばかぶりを最大限に発揮してくれた。『頑張ったんだなぁ・・』これが、偽らざる気持ち。息子とこんなにも長い間離れて暮らしたのは初めて。当初は不安でいっぱいだったが、今日の晴れ姿を見て安心。むしろ誇らしく思う。
式まで自由時間という事で色々案内してもらった。食堂で一緒にお弁当を食べる。久々に一緒のご飯。とても美味しかった。楽しい時間はあっという間に終わり。
式は厳かに始まる。あいにくの雨が降っていて肌寒い。卒業生入場。みんなレインコートを着ている。あいにくの雨だがレインコート姿を見れたので感謝する。

3ヶ月という短い間でしたが沢山の方々のおかげで一回りも二回りももしかしたら私が気づかないくらい大きく成長させて頂きましたこと心から感謝致します。本当にありがとうございました。私も皆様のおかげでここまでこられました。ありがとうございます。これからも息子共々よろしくお願いします。」

北富士駐屯地も雨模様。北富士駐屯地でも厳しい教育・訓練が3ヶ月に渡り実施され、晴れてその試練をくぐり抜けた候補生達の顔にも達成感と自信が溢れていました。各々は7月から職種に基づく専門的な教育を受けるべく任地へと赴いていきます。以下は、北富士駐屯地で教育を受けた候補生ご家族による所感です。

 

「今年、北富士駐屯地に配属された候補生は、東京、神奈川、山梨からの51名。 そのうち五反田募集事務所からは息子と今回バディを組んだA君の2名でした。

家族控室から会場へ案内されると、すでに候補生たちが着席し修了式執行を待っていました。 何気なく彼らの後姿を見ると、わずか三ヶ月前の入隊式の頃の姿とは異なり、毎日の厳しい訓練を乗り越え心身共に鍛え上げられて自信に満ちた姿・・・自衛官のそれに重なって見えました。

式典は国家斉唱に始まり、修了証書の授与、成績優秀者の褒章、祝電披露などつつがなく式は進行し終了しました。 それに続き第1特科隊のクラブ活動の一つ「北富士天王太鼓」部による力強い演奏が披露され、先輩隊員たちから候補生へのエールが送られました。 その後記念昼食会をはさみ体育館にて区隊旗返納式と終礼が行われ、最後に、無事終了式を迎えられたことを、三ヶ月間苦楽を共にした同期とお世話になった班長や区隊長と共に円陣を組みエールの交換を通して祝って終わりました。 

式典の終了後、候補生は家族と過ごすため外出となりました。 それまで曇っていた天気が雨模様に代わる同時に肌寒さが身を包みはじめ、北富士は改めて富士山の麓にあり日本最高峰の駐屯地であることを思い出させてくれました。

残念ながら外泊許可がありませんでしたので、近隣の散策をしたのち駐屯地の目前にある焼肉店「牛舎」で夕食を共にしながら、三ヶ月間の訓練の労い将来の夢を語ったり最近の家族のニュースなどで話が盛り上がるなど、久しぶりに家族三人の団欒の時を門限時間近くまで楽しみました。」