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第20回公開憲法フォーラム「今こそ、憲法改正の国会発議を!」を聴講してきました

憲法記念日である今日5月3日、”第20回公開憲法フォーラム「今こそ、憲法改正の国会発議を!」”を聴講してきました。

 その集いでは、憲法改正の国民投票・早期実現に向けて、民間各界から提言を行い、さらに憲法改正に賛同する各党からの意見表明が行われました。

 自民、公明、日本維新の会の3党は改憲に対する考え方を強く表明しました。

 3党幹部らの発言要旨は

  • 71年前に決めた憲法の規定も、今日の状況には必ずしも十分に当てはまっていない。自民党は6年前に憲法全文の改正案を出したが、これを国民投票まで持っていくには大変な労力が必要だ。今回は、どうしても(改憲が)必要な4項目(自衛隊、緊急事態、合区解消・地方公共団体、教育の充実)を国民に示して国会に提案し、衆参両院の憲法審査会で審査してもらうのが最も適当だとの結論に至った。

  • 憲法9条に関しては、現在7社ある中学の公民教科書のうち6社で、自衛隊について「9条の考え方に反しているのでないかという意見もある」と表現している。甘受できない。自衛隊が日本を守り頑張ってもらうため、憲法上の根拠を与えなければならない。

  • 自衛隊についての国会の議論を避け「このままでいいだろう」というのは立憲主義でない。

 というものでした。

 その他、安倍首相のビデをメッセージや各界代表が「いまこそ国民一人一人が真剣にこの問題を考え、独立国家”日本”を本物とするためにも憲法改正が必要」と訴えかけました。

 自衛官を家族に持つものとして、安倍政権のもとでの改憲への可能性の高まりに期待し、自衛官が自らの仕事を「誇り高きもの」と本心から思える社会とするために微力ながら頑張ろうと思った次第です。